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お知らせ

8月「夏が来ました!!」

2024.7.22

月の巻頭言

夏が来ました!!

フリー保育教諭 矢野 綸斗

 連日、猛暑が続いているにもかかわらず、子どもは元気だなと思ったことはありませんか。夏は楽しいイベントも多く、子どもは自分の体力以上に体を動かしてしまいがちです。無理をしていないか、熱中症の心配はないか、冷たいものばかり飲食していないか、大人の見守りが大切です。「今年は暑いね」という話をしていたら、「今年って何?」と質問が!子どもたちは大人の話をよく聞いて、疑問と質問がいっぱいです。

また、子どもたちは園庭遊びの中で見つけた発見、驚きに目を輝かせながら教えに来ます。私たち大人にとって些細な事、当たり前な事でも子どもにとっては素晴らしい大発見です。その一つひとつの大発見に寄り添い、一緒に感じ、認め関わっていく事が必要です。私たち保育者はこれを受容、共感、応答的な対応と呼び、子どもの自己肯定感を育んでいくためにとても大切な関わりです。

6月の夏祭りに向けて、たんぽぽ組のお店屋さんでどんな事をするか、決めていた時のことです。Aくんが「車屋さんしたい!」と言い、保育者が「じゃあ、どんな車屋さんにするのがいいかな?」と聞きました。すると、Bくんが「段ボールに穴をあけて紐を付けて、それに乗ってもらって皆で引っ張ったらいいんじゃないかな?」と提案していました。保育者が子どもたちに問いかけると、次々にアイディアを出し合い、工夫しようとする場面がありました。

 

さて、北海道もこれから本格的な夏へ向かっていきます。水遊びやどろんこ遊びなどこの季節にしか体験出来ない遊びを子どもと一緒に存分に楽しんでいきたいと考えております。熱中症や夏バテも心配ですので、いつもより多めに水分を取る、着替えをこまめにするなど、健康管理も留意配慮しつつ、楽しい夏になるよう取り組んで参りますので、8月もどうぞ、よろしくお願い致します。