'

お知らせ

4月「ご入園・ご進級 おめでとうございます」

2024.4.1

月の巻頭言

ご入園・ご進級 おめでとうございます

園長 小田 進一

新しい年度の初めに新しいお友達を迎えました。とてもうれしいです。

私たちはみな、これから始まる新しい生活に大きな希望を持っています。北海道文教大学附属幼稚園で、一人ひとりの夢の創造、夢の実現の手がかりをつかむことができたら、なんと素晴らしいことでしょう。

幼稚園という名称ですが、認定こども園です。短時間の園生活の方、朝から夕方までの長時間の生活の方もいますが、どのこも、毎日毎日の生活の積み重ねの中で、自分にとって必要な様々なことを体験的していきます。そして、「特別な日」や「いつもと違うこと」への取り組みなどが加わって、乳幼児期のその時々の特徴的な体験と学びを得て行きます。私たちこども園の職員は、その人が卒園を迎えるときに、その人がかかわってきた多くの人に認められ、その人なりのまとまりのある成長が実現できるよう保育(教育・養護)に取り組んでいきます。

また、子どもだけでなく、保護者の皆さんにとっても『楽しいこども園』でありたいと願っております。保護者の皆さんと気持ちを合わせ、子どもの育ちを見守ると共に、この北海道文教大学附属幼稚園につながる人たちとのかかわり合う力を用いて、私たち大人も育っていきたいものです。大人も『子どもの縁』にあやかっての楽しい体験が可能です。ちょっと面倒なことはあるかもしれませんが、いろいろなことをみんなで面白がって、取り組んでみませんか。

『あっ!この子は、いつの間に…』

大人が思うよりもはるかにこどもたちは大きく育っていきます。私たちの予想を超える子どもの育つ姿に感動するとともに、こどもたち一人一人や遊びの展開に見通しを持つことの難しさを教えられます。指導ではなく、体験的学びを大事にする理由がここにあります。一人一人の思いが実現し、その子の望む体験が日々豊かに叶えることができるように力を尽くしたいと願っております。未だに十分な環境を作り得ない不明を覚えながらもいっぽ・いっぽ、保育の充実に歩みを進めています。

なにとぞ 子どもたち、お母さん、お父さん、保育者、学生や様々な人たちが体験的に育ちあう『楽しい幼稚園』の実現に向けて手を携えてと、お願い申し上げます。