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お知らせ

1月「季節の変化とこどもたちの遊び」

2023.12.21

月の巻頭言

季 節 の 変 化 と こ ど も た ち の 遊 び

 

フリー保育教諭 石田 剛大

 

風が冷たくなり、ちらちらと雪も降るようになってきました。公園に行くと葉や地面に霜が降りていたり、小さな水たまりには氷が張っていることがあります。保育者が霜のついた葉を足で踏んでみると良い音が聞えてきます。それを見たこどもたちも真似をして一緒に霜のついた葉を踏んでいろいろな音を出して楽しみました。その他にも小さな氷を手で触って「冷たい!」と言ったり、足で踏んでみたり、石で叩くことを何度も繰り返し、冬ならではの“感覚”を楽しんでいます。

雪が降りだした時には、保育室の窓から外を眺めて「早く雪遊びがしたいね」「この雪積もるのかな?」とこどもたちに言葉を掛けると大きくジャンプをして喜んだり、笑顔で「たのしみ!」や「ゆき!ゆき!」と言い、これから始まる雪遊びに期待している姿があります。

雪遊びは、冬の短い間でしか経験できないものです。これから雪が積もって雪遊びができるようになったら“色水遊び”や雪に直接触れる“感覚遊び”や“そり遊び”、想像力を育む“見立て遊び”など子どもたちと一緒に考えてみることを楽しみにしています。

今ではまだ雪遊びができるほどの雪は積もってはいないため、テラスで少しの雪を触るくらいです。季節の変化を感じ、春・夏・秋・冬とこどもたちの遊びもどんどん変わっていきます。各季節の自然に触れ、友達と関わり合いながら新しい発見を次々にして遊び込んでいる姿に成長を感じます。