幼保連携型認定こども園
北海道文教大学附属幼稚園
園長 小田 進一
充実の生活に向けて
暑い暑いと言っていても、お盆を過ぎると一気に秋めいた雰囲気になります。
小さな子どもたちにも新型コロナ感染の影響がいつも付きまとっているようで、常に緊張を強いられている日々を送っておりますが、子どもたちのたくましい育ちの姿にいつも励まされます。
身近に重症化するケースがあまり見られないとのことで、普通の風邪と変わらないのではなどと楽観視する人たちも出てきましたが、後遺症や病状の変化などに不安はまだまだ多く、医学的にも不明な部分の多い現状です。当こども園としては、恵庭市や専門機関と連携して、丁寧に時々の状況に対処し、子どもたちの集団保育の安心と安全への配慮の取り組んでいくしかないのではと思っています。
初秋の過ごしやすい季節がやってきます。戸外の活動でマスクを外し、身体も気持ちも開放し、のびのびと遊びこむことのできる、保育の充実期を迎えます。特に、幼児(3~5歳児)にとっては、群れて遊ぶことから育ちを高める、深めることが多いのです。これからどのような育ちの姿を見せてくれるのか、とても楽しみです。
まだマスク生活が続きますが、乳児の子たちも、私たち大人の目の表情などをしっかりと読み取り、気持ちのやり取をしようとしていることがとてもいじらしいです。私たち大人は体全体で表情を表し、子どもたちと接していかねばと思っています。
子ども一人一人にとって「やりたいことが実現する」日々でありますように、保育環境の充実にこども園全体で取り組んでまいります。なにとぞ保護者の皆様のご理解とお力添えをよろしくお願い申し上げます。