幼保連携型認定こども園
北海道文教大学附属幼稚園
園長 小田 進一
例年にない早い雪解けで、春の兆しを強く感ずる今日この頃です。
新入園児の保護者の皆さま、すずらん保育園から継続された保護者の皆さま、お子様のこども園への新入、進級おめでとうございます。
新しいお友達や先生方と新しい園舎での保育が始まります。大きな夢や希望を胸にこども園の開園を迎えます。私たち保育者たちは、保育の未来を切り開く気概をもって深淵の準備をしてきました。保護者のみなさまの期待や恵庭市をはじめ地域の皆さま、鶴岡学園職員一同の期待も非常に大きなものがあります。私たちこども園の職員は、毎日のこども園での生活の中で、どの子にとってもいつでもが、「楽しいこども園」でありたいと常に務めるものであります。そして、そのこどもたちのつながりをさらに豊かにするものとして、保護者の皆さまにとっても楽しいこども園にできないかと取り組むものでもあります。
とはいえ、この時に臨み、こどもたち、保護者の皆さま、そして私たちこども園の職員は、共に不安を感じざる負えないのも実情です。開園の春の状況は、常に不安や不安定が身近にある環境であるともいえます。そのことを私たち保育者や保護者の皆さまが、理解し協力することにより、こどもたちの安定を促し、一人ひとりの子の普通の生活を取り戻すことができます。その子の思いが表れ、こども同士が仲良くなり、良い表情が増えていきます。
一人ひとりの子の育ちに関わること、ご家庭の子育てに伴走させていただきます。園生活におけるこどもたちの成長に姿を、出来得る限り保護者の皆様にお伝えをし、育ちの感動を共感して行くことができたらと願っております。
不行き届きのこともあるとは思いますが、ご指摘いただき、常に保育の改善に努めながら保育を作っていきますので、何卒、ご理解とお力添えをよろしくお願い申し上げます。